PICK-UPフォトウェディング8

2021年4月にフォトウェディングの撮影をご依頼いただいたおふたり。「ざねー浜(beach51)」の崖・洞窟、「大きなふたりだけの岩があるビーチ」、「サンセットイメージ」をセレクト。撮影当日は最高の天気に恵まれ、私たちも一緒になってフォトウェディングの旅を楽しませていただきました。ぜひその様子をご覧ください。

フォトウェディング撮影1か所目：「ざねー浜（beach51）」

まず最初の訪れたのは、沖縄県読谷村にある「ざねー浜(beach51)」。なんと言ってもこの場所の一番の撮影スポットは崖の先から見ることができる空と海のパノラマビューです。何度見ても、その美しさに言葉を失います。

しかし、「ざねー浜(beach51)」の魅力はここだけではありません。崖の下には、南国のビーチには必ずと言っていいほど見かけるアダンの葉に囲まれた洞窟があります。アダンの葉には固い棘があり、触れると痛いので気をつけて進みましょう。

その洞窟の中からおふたりを撮影すればシルエット写真が撮影でき、撮影バリエーションをたくさん作ることができます。おふたりの表情やドレスの質感がぎりぎり見えるよう、光量を調整してフォトグラファーの大城が撮影しました。

洞窟の中から見えた沖縄のビーチの綺麗さに引き寄せられて、気がついたらビーチへ飛び出していました！さぁいよいよビーチでの撮影開始です♪

やはり沖縄のビーチは自然とリラックスさせてくれますね。撮影が進むにつれておふたりの表情も柔らかくなっていくのが分かります。何気ない会話の中、思わずこぼれる笑顔の写真が私たちは大好きです。そんな瞬間を撮るためのphoto studio ouchiが気をつけていることもホームページで紹介しているので、ぜひご覧ください→こちら。

そしていよいよ、「ざねー浜(beach51)」一番の撮影スポットへ。まずは緑に囲まれた中をかき分けて進みます。ここにもアダンの葉が生い茂っているので、気をつけて進みましょう。おふたりは普段なかなか目にかかれない植物に驚きながらも楽しんでいる様子でした。

崖の先は時折、強い風が吹き抜けていて、ビーチ撮影で少し汗ばんだ身体を清々しくクールダウンしてくれました。この他にも沖縄にはご紹介したい撮影スポットがたくさんあります。フォトウェディングだけではもったいないので、私たちは沖縄の風景を楽しんでいただく時間もご用意しています。「少しですが、自由に見ていてくださいね〜」とお声がけし、おふたりに自由に楽しんでいただきました。

フォトウェディング撮影2か所目：「大きなふたりだけの岩があるビーチ」

「ざねー浜(beach51)」での撮影を終え、2箇所目に「大きなふたりだけの岩があるビーチ」に到着。

単調になりがちな撮影地なのですが、ひとつの同じ岩に寄り添って撮影したりしてバリエーションをつけていきます。

岩から離れてみるとこの場所の全貌をご覧いただけます。ぽこっと盛り上がったふたつの岩が、おふたりのフォトウェディングためだけ岩であるように見えたので、私たちはこの場所を「大きなふたりだけの岩があるビーチ」と呼ぶようになりました。

撮影を終え、ビーチを歩いているとオカヤドカリを発見。ちょっとした物音だけで隠れちゃう臆病者ですが、それがまた可愛くてしばらく観察していました。うちなんちゅのフォトグラファー大城は小さいころ、オカヤドカリを釣り餌にしていたそう。その際、殻からオカヤドカリを引っ張り出す方法が、「ライターで炙る」だそうです。。。

しかし、そんな残酷なことはせずとも、もっと簡単な方法があります。ふーっと吐くのではなく、はーっと暖かい息を吐きかけると不安ながらも顔を出してくれます。もし、オカヤドカリを観察してみたい方はチャレンジしてみてください。

オカヤドカリを観察していると新婦さんのご両親様が到着。せっかくなので記念写真を撮影したいとご要望をいただいておりました。せっかくの沖縄でのフォトウェディングです。ドレス姿の娘様と一緒に写真を撮りたいですよね。photo studio ouchiでは撮影同行も可能です。ぜひご家族様もご一緒に写真を残しましょう。きっと長い人生の中でも、大切な思い出・写真になりますね♪

フォトウェディング撮影3か所目：「サンセットイメージ」

日中のフォトウェディグ撮影を終了し、2時間ほど休憩を挟んで「サンセットイメージ」の撮影に向かいました。青色からオレンジ色に変わる夕暮れ時。この日、おふたりのフォトウェディングの締め括りにふさわしい理想通りのサンセットを眺めながら撮影することができました。

サンセット撮影は逆光での撮影です。逆光になると空は綺麗に写っているけど、人が真っ黒になる経験をしたことがあると思います。一般的にはその対処としてストロボ（フラッシュ）を使うことを考えます。でもこのストロボ（フラッシュ）は人工的な光なので、不自然に人を明るく照らしてしまいます。その不自然さが私たちの自然な写真とは相反するところがあり、私たちは決してストロボ（フラッシュ）を使いません。太陽の光を微妙に調整し、編集時に記憶に近い色・明るさへと近づけていきます。

干潮時には潮だまりができ、そこに映るおふたりが幻想的な写真を撮影できます。私たちはこの写真を「ウユニ塩湖風写真」と呼び、干潮・無風という条件が重なり撮影することができる写真です。この日は少し風が強かったので、潮だまりの海水が波打ってしまって、鏡のような海面にはならず、綺麗に反射させるのはこれが限界でした。でもそれでもとても綺麗な「ウユニ塩湖風写真」と呼んでも良いのではないでしょうか？

すごく幸せそうなおふたり。優しい光のサンセットがまた素敵ですね♪とっても自然な笑顔のいい写真です。

最後はみんなで太陽を見送って、おふたりの沖縄フォトウェディングはこれにて終了。綺麗なビーチ・海・森・崖・サンセットと沖縄の様々なロケーションを背景に、自信を持ってお渡しできる沖縄フォトウェディングでの写真をたくさん撮影することができました。それも、終日疲れた顔一つ見せず、頑張っていただけたおふたりのおかげです。そんなおふたりとスタッフ、そして沖縄の綺麗な自然に心より感謝いたします。本当に、ありがとうございました。

またこの日はフォトウェディングと並行して、動画の撮影も行っていました。こちらもご紹介させていただきます。動画も気になるという方はぜひご覧ください。とっても綺麗な沖縄の風景もお楽しみいただけます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

動画はこちら