photo studio ouchiの公式ブログをご覧いただき、ありがとうございます。フォトグラファーの村上佑です。全国的な寒波の影響で、沖縄も今年一番の冷え込みとなりました。皆さま、どうか暖かくしてお過ごしください。
さて、本日は沖縄でのフォトウェディング撮影にお越しいただいたお客様へプレゼントしているお写真についてご紹介します。
目次
ふたりの「今」を残しましょう。
沖縄でのフォトウェディングが終了しお帰りになられる前、スタジオに照明をセットして、いつものおふたりらしいカジュアルな装いのスタジオ撮影をプレゼントしています。私たちはこのプロジェクトを「はじまりのふたり」と名付けました。

結婚という人生の大きな節目を迎えたおふたり。ウェディングフォトで晴れやかな一日を刻んだ後は、私服に着替え、肩の力を抜いて、ありのままの姿でかけがえのない「今」を、そっと写真に残しましょう。
この瞬間が、これから歩む長い道の「はじまり」となるように気持ちを込めて撮影します。
写真スタジオとしての使命
ウェディングドレスやタキシードを纏い、沖縄の美しい空と海を背景に撮影するフォトウェディングは、特別な一日の大切な記録。ですが、「はじまりのふたり」のように、肩の力を抜き、ありのままの姿で写す一枚も、同じくらい大切にしたい写真です。

何気なく見過ごされてしまいがちな瞬間かもしれません。けれど、きっと時が経つほどに、その写真は深みを増し、意味を持つものになるでしょう。「はじまりのふたり」プロジェクトを通して、私たちは改めて感じています。写真スタジオだからこそ残せるものがあり、届けるべき写真があるのだと。
これからも、かけがえのない「今」を写真に刻んでいきます。
10年後を見据えた活動
実は、この「はじまりのふたり」には、大きな夢が詰まっています。私たちphoto studio ouchiは、創業10周年を迎えます。これまでの10年を振り返りながら、同時にこれからの10年を見据えることも大切にしています。
10年後に叶えたい夢。
それは、「はじまりのふたり」の写真展を開催すること。

会期中に撮影させていただいた方々をご招待し、その場で即席の撮影会を実施。「10年前」と「今」の写真を並べて展示することで、時の流れをあらためて感じ、10年間寄り添い続けたパートナーとの絆を、より深く実感していただけたら——そんな想いを込めています。
写真には、記憶をつなぎ、想いを確かめる力があると、私は信じています。
「はじまりのふたり」を通して、写真を撮る楽しさ、必要性、感動、驚き、そして喜びを、これからも伝えていきたい。
どうか皆さま、これからの photo studio ouchi の10年間を楽しみにしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。