スチール撮影実習|第9回「室内照明での撮影」

今日は、蛍光灯・電球色などの室内照明で撮影するときの写り方をチェックします。「なんか顔が黄色い」「肌が青っぽい」…その正体は色かぶりホワイトバランス(WB)。室内環境でもヘアメイクの色をきれいに見せるためのコツを学びます。


本日のゴール(100分)

  • 蛍光灯と電球色の光の違いを理解する
  • 室内で起きる「色かぶり」の原因を説明できる
  • ホワイトバランス(WB)を調整して、より自然な色に近づけられる

持ち物

  • カメラ一式(またはWB調整ができるスマホでも可)
  • メイク直し道具・ブラシなど

今日のキーワード

  • 蛍光灯=少し緑っぽい/青っぽいことがある
  • 電球色=オレンジ/黄色っぽくなりやすい
  • ホワイトバランス(WB)=「白を白く」見せるための色調整

蛍光灯と電球色の違い

蛍光灯(白っぽい光)

  • やや青っぽく/緑っぽく写ることがある
  • 肌が少し冷たい印象になりやすい
  • WBを「蛍光灯」モードにすると少し補正される

電球色(オレンジっぽい光)

  • 全体が黄色〜オレンジっぽくなりやすい
  • 夜の室内や暖色の照明で起こりやすい
  • WBを「電球」モードにすると、少し白に近づく

ホワイトバランス(WB)の基本

  • AWB(オートWB): カメラが自動で色を判断してくれる。とりあえずこれでOKなことも多い。
  • プリセットWB: 「太陽光」「曇り」「電球」「蛍光灯」など、光の種類に合わせて選ぶモード。
  • 色温度(K指定): 上級編。数値(ケルビン)で青〜オレンジのバランスを細かく決める方法。

今日は主にAWBとプリセットWBを使って、違いを体験してもらいます。

実習ワーク

実習①:WBを変えて撮ってみる

  • 同じ場所・同じモデル・同じポーズで、WBだけ変えて撮影
  • 例:
    1枚目:AWB(オート)
    2枚目:電球モード
    3枚目:蛍光灯モード
  • あとで3枚を並べて、どの色が一番自然に見えるかチェックする

実習②:室内で「一番きれいに見える場所」を探す

  • 教室や校内の廊下など、室内の中で「ここ写り良さそう」と思う場所を探す
  • 壁の色、照明の位置、窓からの光の入り方なども観察
  • ペアで、お互いのベストスポットで1枚撮影してみる

チェックリスト

項目できた?メモ
蛍光灯と電球色で写りの違いを確認できた
WB設定を変えて、色味の違いを比較できた
室内で「自分が一番きれいに見える場所」を見つけられた

今日の学びメモ

・蛍光灯と電球色で印象が変わったポイントは?:______________________

・WBをどの設定にしたときが一番きれいだと思った?:____________________

メッセージ
サロン撮影や作品撮りは、自然光だけでなく室内照明で撮る場面も多くなります。
「なんか色が変だな?」と思ったら、WBと光の種類を思い出して調整してみましょう。