現在、8月に噴火した小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」から出た大量の軽石が、沖縄地方へ漂流している件につきまして、多くのお客様よりご心配をいただき、また撮影の可否についてもお問い合わせが増えておりますので、blogを綴ることにいたしました。
今日、恩納村北西部へガーデンウェディングの撮影に向かったところ、灰色の波がゆらゆらと漂う異様な光景が目に止まりました。そう、いつか必ず出会うだろうと思っていた軽石です。
ビーチの波打ち際には打ち上げられた灰色の軽石で埋め尽くされており、ここで見かけたのは米粒ほどのものからピン球ほどの大きさのもの。場所によってはもっと大きな軽石も打ち上げられていて、その量も様々なようです。
正直に言いますと、私たちのフォトウェディング撮影において影響は無いとは言い切れません。海流や風向き、潮の満ち引き次第では撮影できないビーチも多々あると思われ、実際にカメラマン仲間からは想像以上の影響の情報をいただいています。
しかしながら私たちphoto studio ouchiのフォトウェディング撮影は「旅するフォトウェディング」と謳い文句で、その日の雨雲、風向き、潮の満ち引きなどトータル的に判断して撮影地を選び、その日のベストコンディションの撮影地へとお連れしています。
万が一出向いたビーチが一面の軽石で埋め尽くされていたのであれば、撮影地を変更するだけです。そういった臨機応変な対応には慣れています。
これからphoto studio ouchiでフォトウェディングをご予約いただいているお客様始め、これからフォトウェディングを計画する方々には必ず理想的な沖縄らしい青い海でのフォトウェディングをお楽しみいただけるよう引き続き努力いたします。
沖縄のビーチはたくさんあります。沖縄の地形、ビーチを知り尽くしたouchiスタッフを信じていただき、大船に乗った気持ちで沖縄にお越しいただけましたら幸いです。
最後になりましたが、船を出すことができず困っている海でのお仕事をされている方々におかれましては大変気の毒で、かける言葉も見つかりません。ただただ早急な沖縄県、自治体の何かしらの対策が迅速に為されて、一刻も早い日常業務に戻りますよう願うばかりです。
以上、photo studio ouchiの軽石問題に対するお知らせとさせていただきます。