沖縄でフォトウェディングをご検討中のみなさん、初めまして。photo studio ouchiの仲宗根です♪いつもブログをご覧頂きましてありがとうございます。今回は沖縄の伝統衣装である「琉装」のご紹介をさせて頂きます。沖縄でのフォトウェディングは青い海で純白のウェディングドレスを着ての撮影に加えて、琉装も追加する方が増えてきたように感じます。その琉装の魅力をお伝えできればと思い、ブログを綴りました。是非最後までご覧頂けますと幸いです。
目次
琉装(りゅうそう)ってなに?
特徴的な色彩で鮮やかに彩る「琉装」ですが、実はとても歴史深く、現在ではお祝いの席で着用する衣装です。気軽に琉装体験を提供している観光地の撮影業者様も増え、よく目にする機会が増えてきました。では、なぜ琉球王国時代から長く愛され続け、沖縄の民族衣装として浸透してきたのか。琉装を初めて見る方も、沖縄県民の方も、琉装の美しさを感じていただければ幸いです。
沖縄方言で「うちなースガイ」とも言う琉装(りゅうそう)とは、琉球王国時代から伝わる民族衣装です。本来、色柄や模様で身分・階級を区別する為に作られ、16世紀の琉球王国では華やかな柄の琉装は王族や貴族しか着ることが出来ませんでした。またその特徴としては、日本の和装より袖口が広く、とても風通しが良いのでさらっと着る事ができ、沖縄の気候に適した衣装となっています。
琉装の色鮮やかなカラーは沖縄独自の紅型(びんがた)で染められています。紅型(びんがた)とは「びん」は「色」、「がた」は「柄」を表していて、赤・黄・青・紫・緑を顔料と天然染料の両方を用いて染めたものです♪
特徴的な赤色の桜、緑色の鶴、黄色の流水の柄などは中国や日本文化の影響を強く受けていて、また日光によって衣装が色褪せる事も少なく、太陽の日差しが強い沖縄ならではの伝統的な染色技法の一つなのです。
男性の琉装について
男性の琉装は日本和装と同じように、太い帯を締めていきます。頭に被っている「ハチマチ」という帽子で、身分を表し、一番上の位が黄色、次に紫、水色、藍色と続きます。実はこのハチマチ、昔は布を使用していた為、後頭部がターバンのような形になっているのもその名残りとも言われています。
隣に並ぶ紅型姿の花嫁さんの華やかさに負けず、男性の琉装もとても格調が高く豪華です。また男らしく、お一人ショットもとても格好良く、迫力がありますね♪
花笠(はながさ)のご紹介
女性の琉装でよく見かける小物の花笠(はながさ)は、ブーケの代わりになる小物としてご利用いただけます。蓮の花をモチーフに、海と空を表す青色をあしらい、平和で豊かな沖縄の自然を表しています。持つだけで女性らしさを際立たせ、華やかさを演出してくれるので、沖縄らしく色鮮やかで素敵な写真が撮影出来ます♪きっと沖縄でのフォトウェディングで琉装を追加すれば、さらに沖縄らしいフォトウェディングとなるはずです。
ヘアセットには本格的な「うちなーかんぷー」
沖縄では「うちなーかんぷー(沖縄からじ)」と呼ばれる琉装での正式なヘアスタイルがあります。髪を結ぶことを「かんぷー」と呼び、私も小さい頃から「かんぷーして〜」とお母さんに言っていたのを思い出します。
少し脱線してしまいましたが、お写真のように女性の両サイドの髪がふっくらしていて、トップの部分をかんざしで挿した「うちなーかんぷー(沖縄からじ)」はその昔、両サイドの髪がふっくらする程、王妃や那覇結などの高位の象徴だったそうです。そんな王妃のように、正式な琉装でのヘアスタイル「うちなーかんぷー」をみなさんにも是非体験して頂きたいです♪
これまでの琉装フォトギャラリーをご紹介!
ここでこれまで琉装で撮影させて頂いた実際のお客様のフォトギャラリーをご紹介致します♪沖縄らしい豊かな自然の中、伝統衣装である琉装の存在感をぜひご覧ください。そして、幸せそうなお二人の表情にも注目してみてくださいね。
本格的な琉装フォトウェディングは「識名園」で!
photo studio ouchiでは琉装でのフォトウェディングのロケ地として「識名園」で撮影も可能です♪(事前申請、入園料必要)
琉球王家最大の別邸である「識名園」は、王国一家の保養や各国が琉球王国を訪れた際、接待に使われていたとされる場所です。沖縄らしい瓦屋根や緑溢れる庭園で琉装を身に纏う「識名園」でのフォトウェディングは、当時の琉球王国にタイムスリップしたかのような雰囲気を感じさせ、特別感を感じていただけます。ぜひ、「識名園」でのんびりとフォトウェディングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後になりますが、沖縄でよく見かける琉装には、実はこんなに歴史深さがあることを知ることができて、私自身もとても勉強になりました。photo studio ouchiでは琉装でのフォトウェディングも大歓迎です。少しでも気になった方は、下記LINEよりご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪♪